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かなりの異色のデジカメである。 35mm換算38mm〜380mmの手ぶれ補正機能と実売価格5万円弱(発売から2年程経過していたので激安)につられて買ってしまった。 E-10を衝動買いしたのと同時期に欲しいなと思っていた機種だったので、いまさらながら結局買っちゃった(苦笑)という感じである。 CCDは1/2インチで出力される画像の大きさは1600x1200。 |
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このカメラは「手ぶれ補正付き380mm高倍率ズーム」という一芸に全力を尽くしているような感じがあり、それ以外ではいろいろと気になる点も多い。 その一つがデザイン。「これはどうだろう？」と思ってしまう形状と色の似合わなさ。この色のまま丸っこくするか、黒っぽくしてこの形ならもう少しカッコいいのではないかと思うのだが…。 まあ実際に使う上ではそんなことはあまり気にならず、「C-2100UZの一芸」で十分満足できる。 |
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手ぶれ補正の効果はかなりのもの。望遠時の効果はもちろんだが、ワイド側で撮影する時にも手ぶれ補正の恩恵を強く感じることができる。 特に、夜の町並みとか暗めのライティングが施された博物館内などでの手持ち撮影には絶大な効果を発揮。三脚使用禁止で普通なら撮影をあきらめてしまうような状況でもC-2100UZなんとかなってしまうのがうれしい。 |
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→はf3.5,1/125秒,70mm(380mm)で撮影したものである。ごらんの通り色収差がかなり目立つ。絞り込むと軽減されるんじゃないかと思っているのだが試したことはないので不明。 特にハイコントラストシーンの望遠時の周辺部で発生しやすいようで、逆光気味の時は要注意である。 ちなみに、見た目の雰囲気的になんとなく「苦手そうに見える」ワイド側の画質は比較的良好である。 |
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E-10用1.45倍テレコンを装着すれば画質をあまり落とさずに550mmの超望遠域に達するので、息子の幼稚園のイベントで運動場や舞台など、人が多くて遠くから撮影せざるを得ない時に非常に重宝した。テレコン付きでも手ぶれ補正が効くので、一脚を使ってしっかりホールドすれば簡単にはぶれない。 まさにお父さんのための息＆娘撮影用カメラである。 もっともC-2100UZとE-10用テレコンの両方を持っている人がどのぐらいいるのかは知らないが。 |
 近距離でも普通に撮れます |
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2003.07.10記 |